気を付けたい酵素に入っている添加物
添加物は、現代人が摂取する毎日の食事に、『必ず』何かしらの形で含まれていると言っても過言ではありません。
それは実は酵素ドリンクなどの健康を意識した商品でも同じで、結構沢山の添加物が含まれている物もあります。
健康になる為に酵素ダイエットをはじめたのに、不健康な添加物が沢山入ったものを毎日飲んでいては本末転倒です。
このサイトでは添加物の入っていない、無添加の健康的な酵素ドリンクも多数紹介していますので是非そちらも合わせて御覧下さい。
添加物はどんな物が、どうして入っているの?
では酵素ドリンクに含まれる添加物にはどんな物があるのでしょうか?
そしてそれを添加しなければいけない理由はなんでしょうか?
その殆どの場合はコスト面にあると言えます。
と言いますのも酵素ドリンクはそもそも、野菜や果物を熟成させ、発酵させた物ですので、純粋な物であればあるほどその値段は思った以上に高価になり、商品の値段を無限に上げる事が出来ない以上、会社への利益も減ってしまいます。
そこで表向きは、『美容成分を入れました!』『フルーティで美味しい!』などの宣伝文句を入れ、実際には薄めてある酵素ドリンクを販売している訳です。
こう言うと何か混ぜ物が入っているだけで悪く言っている様にきこえるかも知れませんが、用途は人によって様々ですので、ここでは純粋に酵素ドリンクとしての機能、効果を追い求めた場合の話しだと思って下さい。
添加物を入れる例とその理由
例えば、ある会社が酵素ドリンクを売り出す際、商品の差別化を計る為に果汁で味付けしたとします。
そこで果汁を入れた事で弊害がでて来ます。
天然の果汁は変色しやすいので発色を良くする為に着色料又は発色剤を入れるかも知れません。
また、果汁を入れた事により日持ちが悪くなりますのでそれを補う為に保存料を入れるかも知れません。
それから、味が時間と共に変化してしまうのを防ぐ為になにか他の点かぶつを入れなければならないかもしれません。
このように一つなにか加えただけで、連鎖的に添加物を加えなければいけない状況になる可能性もある訳です。
基本的に食品添加物は国が認証したものを使っているはずですから、理屈の上では健康被害がすぐに出る物はない事になります。
では何が問題なのでしょうか?
『酵素の知識 はじめの一歩』のページでも書きましたが、添加物が胃腸内に入るとそれを分解する為に大量の酵素を消費します。
ですからいくら酵素ドリンクを飲んでいてもそれが無駄になってしまう場合も考えられるのです。
もちろん人間の体はそこまで単純ではないので一概には言えませんが、食べたものや添加物が胃腸で科学変化を起こし、発がん性の物質になる場合も考えられます。
これは極端な例かも知れませんが、実際に安全とされている添加物が複数混ざり合うと変化をおこし、有害な物質になる場合もありますので、正直言うと、極力添加物は避けた方が良いと言うのがこのサイトの方針です。
また、酵素ダイエットを行った為に逆に健康を概してしまったら本末転倒ですのでやはり細心の注意をはらいたい物ですよね。
酵素ドリンクを購入する際には添加物が入っていないかを確認して置く事は大事です。また果汁などが入っているものを選ぶ際には、果汁が何%入っているのか確認してみて下さい。
各社にメールを出してみるのも良いと思います。
添加物の種類
一口に添加物と言ってもいろいろな役割があり、色々な事が出来ます。
舌触りをなんとかリアルに演出したい
とろみを出す:ゲル化剤
増粘安定剤(ペクチンなど)
見た目で美味しそうにしたい
色素(着色料): 天然、科学着色料など色々あります。
カラメル色素、フラボノイド色素など
はっきりした味にしたい
味をごまかす:甘味料、酸味料など
エリスリトール、スクラロース、ネオテームなどの甘味料
リンゴ酸、クエン酸などの酸味料
腐りにくくしたい
保存が利く様に:保存料など
安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸ブチルなどの合成保存料
さて、これらの添加物が入ったドリンクで酵素ダイエットをするのか、こういった添加物無しの酵素ドリンクを選ぶかはあなた次第!
でも実際にはこういったものを日常生活の中で、コンビニ弁当や、冷凍食品、インスタント食品などで知らず知らずにとっています。
日常的にあらゆる物から体内に取り込んでいるということを頭の片隅に置いておくと良いと思います。
個人的には今回酵素ダイエットをはじめるに当たって、わざわざこう言った添加物の入った酵素ドリンクを飲む必要は無いと思います。